レオパQ&A
これから始める方に分かり易いようQ&A方式でまとめました。
掲示板などで質問いただいたものも入っています。
またこれは管理人の経験上の答えですので、責任は取れませんので
参考程度にしてもらえると幸いです。
また個体の病的なことなど健康に関わる事は、専門の獣医さんにご相談下さい。



1:レオパってなに?
2:どこに生息してる生き物なんですか?
3:飼育設備はなにが必要ですか?簡単ですか?
4:何種類ぐらい色のパターンがありますか?
5:オリジナル作出も出来ますか?
6:レオパの寿命はどれくらいですか?
7:尻尾が切れてしまいました
8:レオパが餌を食いません。
9:♂♀の判別の仕方は?
10:これはハイポでしょうか?
11:レオパはどいうとこで購入するのが良いんでしょうか?
12:レオパの卵を発見しましたがへこんでました、もうだめですか?
13:卵がカビはえちゃいました、もうダメですか?
14:
トレンパージャイアントってどれくらいでかくなるんですか?
15:多数飼いできますか?
16:尻尾曲がりは奇形だと思いますが問題ありますか?
17:レオパとニシアフリカを交配させてハイブリッドは作出できますか?
18:綺麗だった個体が何故か汚くなってしまいました。
19:レオパの交尾後、雄のちんこが出っ放しだ!(管理人経験談)
20:卵の裏表がわかんなくなった
21:レオパの飲み水の塩素を取り除くのに熱帯魚用のカルキ抜きを使っても大丈夫なんでしょうか?
22:アルビノとリューシを掛け合わせるとアルビノリューシが生まれるのでしょうか?
23:
脱皮不全の予防、対策
24:レオパに色揚げ剤などを使ってもいいんでしょうか?
25:交尾は毎回産むごとに必要ですか?



Q:レオパって何?
A:和名はヒョウモントカゲモドキ英名レオパードゲッコウの略です
学名はEublepharis macularius
Q:どこに生息してる生き物なんですか?
A:インド北西部からパキスタン、アフガニスタンからイランに生息してるようです。
Q:飼育設備はなにが必要ですか?簡単ですか?
A:ぶっちゃけて言いますとカブト虫とか飼うぷらケースで飼えます。
しかし!長い年数共にするわけですので、温度対策などなど飼育設備にはお金を惜しまずかけてあげてください
爬虫類の代表的な入門種の一つです。
重要なのは日々の管理です詳しくは
こちら
Q:何種類ぐらい色のパターンがありますか?
A:ノーマル、アルビノ、ハイイエロー、ラベンダー、リュウシスティックブリザード、タンジェリン、ハイポタンジェリン、スーパーハイポタンジェリン、ゴールデン、ハイポゴールデン、スーパーハイポゴールデン、スノー、ブレイジングブリザード、アルビノリューシスティック、アルビノタンジェリン、ジャングル、ザンティック、アネリー、レッドトップ。。。。。。
えとまだまだ居ます、というのもこれらのほとんどが作出者がつけた名前
が多く基準が明確で無いのも多いです。

大まかな品種のイラスト貼ってみました。こちら
Q:オリジナル作出も出来ますか?
A:レオパ愛好者の方のほとんどはオリジナルのパターンを狙ってる方も
多いでしょう、色んな血統の組み合わせや、偶然の産物など可能性は無限です。

そして親の遺伝子が子にしっかり受け継がれ狙って
自分好みにしていく事も可能ですが、運の要素も強い為想像以上のものや以下のものも様々で楽しましてくれます。
しかし良い種親は平均的にいい子がとれます。
Q:レオパの寿命はどれくらいですか?
A:8〜10年以上長いもので20年以上生きた個体も多いようです。
うちでも7〜8歳を迎える個体が大勢ピンピンしております。
長い付き合いになりますので、値段が安かろうが高かろうが
短所があろうが無かろうが後悔のしない最高の家族選びをしてあげてください!
Q:尻尾が切れてしまいました
A:トカゲの尻尾です(ヤモリだけど)、またはえてきます。
切れた断面はほっといても良いようですが心配ならマキロン(消毒液)を
10倍20倍くらいに薄めた水を綿棒などで付けてあげましょう。
Q:レオパが餌を食いません。
A:温度25度〜30度など最低限の飼育環境を前提に・・・・
1〜2週間くらいなら大丈夫ですが、それ以降は心配でしょう。
まず餌を嗜好性の高いミルワームなどにしてみる。
ピンセットで食べないようならミルワームやコウロギを入れておき様子を見る。
ちょっとずつでも減っていたらしめたものです。
その際次の日には、必ず残っているコオロギを取り除きましょう。
コオロギが居る事でかえってストレスになります。
そして寄生虫の問題もあります、爬虫類を見てくれる病院で心配なようなら
見てもらいましょう。
どうしても食べない場合は無理して食べさすよりもコウロギの体液などを
口につけ舐めさせましょう。
管理人の場合忘れた頃に食ってくれる事が多いです。
あまり頻繁に覗いたりいじったりしないよう安静にしてあげてください
またハンドリングなどの行為によるストレスで拒食になる子もいます
Q:♂♀の判別の仕方は?
A:雄の場合へミペニスの膨らみによりわかります。
俗に言うき○たまのようなものです。
成長に伴い総排泄孔の後部が膨らんできます
または両後ろ足間に特殊化した鱗(ぱっとみ点々みたいな窪み)で判別できます。
これは熟年したかたでも中々幼いうちでは正確な判別できません。

 
                       
Q:これはハイポでしょうか?
A:ハイポの基準は曖昧です、よりピグメント(黒点)が少ないものがハイポでしょう
しかしほんとのハイポメラニスティックは黒点の薄いものを指すようです。
世間的には少ないものを言うようですがアメリカではパターンレスタンジェリンと言ってるとこもあったようです。
Q:レオパはどいうとこで購入するのが良いんでしょうか
A:どこで買うかというよりまず気に入った個体を探す事だと思います。
どこで買おうが素晴らしい個体は素晴らしいんです。
ペットショップ、ネット、ネットオークションetc。。
レオパもデカも足です!
Q:レオパの卵を発見しましたがへこんでました、もうだめですか?
A:まだ希望はあります、卵を適切な場所へ保管してください
卵が膨らみ無事に孵化するケース多いです。
Q:卵がカビはえちゃいました、もうダメですか?
A:カビを丁寧にふき取って孵化した個体もいますのでふき取ってみてください。
しかしその際卵から液体がでてたりへこんでたりすると、ダメな可能性大です。
Q:トレンパージャイアントってどれくらいでかくなるんですか?
A:実物みました、でかかったです。
大きいので30cm位になるみたいです。
ですが家で一番大きい個体とそう大差は無いのですが、これがこの血統全てこのサイズで
成長するのであれば凄いもんです。
大きい個体はもっと大きいそうなので面白いですね。
飼い応えありそうです。
劣性遺伝でジャイアント同士ならジャアント出るようです。
追記です。
トレンパー氏がジャイアントは劣勢と言っておりましたが
優勢と発表しました。
Q:多数飼いできますか?
A:実物みました、でかかったです。
大きいので30cm位になるみたいです。
ですが家で一番大きい個体とそう大差は無いのですが、これがこの血統全てこのサイズで成長するのであれば凄いもんです。
大きい個体はもっと大きいそうなので面白いですね。
飼い応えありそうです。
劣性遺伝でジャイアント同士ならジャアント出るようです。
追記です。
トレンパー氏がジャイアントは劣勢と言っておりましたが
優勢と発表しました。
Q:尻尾曲がりは奇形だと思いますが問題ありますか?
A:問題ありません格好を気にされる方はあれですが
普通に繁殖に使えるみたいですし、リューシなどに多いようです血が濃くなると出ると言われてますが、実際のところわかりません偶然にもそういう子が出て遺伝子として受け継いでいる可能性もあります。
Q:レオパとニシアフリカを交配させてハイブリッドは作出できますか?
A:ハイブリッド個体が居るという噂が入りましたが、当方未確認です。
クワカブの世界では結構いるのですが、
そのほとんどが繁殖能力のないもので、ニシとレオパはどうなんだろう・・・そしてもしできるのであればどんなのが出てくんだろ・・・・・(汗
Q:綺麗だった個体が何故か汚くなってしまいました。
A:色々原因はあります。
1.飼育ケースは綺麗にしているか。
掃除を怠っていると不衛生になり個体の状態が悪くなったりします
2.温度は低すぎないか
温度低すぎると色が落ちる個体が多いです。理想は28〜30度くらいが良いと思います。
常温で飼ってる方はパネルヒーターをケースの3分の一くらい敷くといいかもです。
3.多数飼いをしていないか
多数飼いをするとよく汚くなります。できれば 単独で
4.レオパの状態
病気はしていないか、拒食になってないか体調チェックしてみましょう。
5.環境の改善
レオパにとってそれが落ち着ける環境なのか考えて見てください。
何らかの原因でストレスがあるかもしれません。
多湿系や乾燥系で色艶変化する子もいます。
6.床材は黒系を使ってないか。
昔黒のカルシサンド使ってよく、くすんだ事があります。
7.コオロギを入れっぱなしにしていないか。
コオロギによる個体へのストレスで個体が汚くなる場合もあります。
Q:レオパの交尾後、雄のちんこが出っ放しだ!(管理人経験談)
A:原因は不明だそうですが、たまにそいう子はいるようで、だいたいほっときゃ治るそうです。
が!!
一日経っても出しっぱなしなら以下の方法を試して見ましょう。
まず応急処置としましては適度に水分でちんこを乾かせない。かといって水浸けにしない、浸けすぎると水分を含みすぎて余計むくんで戻りにくくなる可能性があるので気をつけましょう。
♀、♂隔離は勿論、単独にしましょう。あと凹凸の無い平坦な場所にする。
その際砂などはやめ新聞紙やキッチンペーパーにしましょう。
(これは爬虫類病院の医師から聞いた対処法ですがやる時は自己責任でお願いします)
1.綿棒などで傷つけないように戻してみる。(無理そうならすぐ諦める。)
2.砂糖水を使って浸透力で戻す。ようは腫れを浸透力で一時的に引かせて戻す方法です
3.病院に行き腫れを引かす軟膏をもらう。
近くに爬虫類を見てくれる病院があれば電話して細かく説明して聞くのも言いと思います。
私の電話したほとんどの病院が適当な対処法(中には病状が悪化するような対処法)二言目には切断とあまり良い印象をうけなかったので、なんの病状にしてもそうなんですが、自分が納得できるまで何件も色々電話して相談する事をお勧めします。
一軒目に電話していた病院で意見を鵜呑みしてたらいたら、家のレオパは今頃ニューハーフです(・∞・)
家では結局軟膏を塗るのが一番効果がありました。レオパのちんこは乾きが一番の敵なので軟膏を塗って、保湿を保つ、腫れを引かす。の二点が大きかったです。
無事に戻れば繁殖には問題ないそうなので最善を尽くしたげましょう。
Q:卵の裏表がわかんなくなった
A:水に卵を入れた状態が上下の状態だそうですが、これは胚が出来てからの話なので産卵後発見したならば可能な手段ですが、卵を危険にさらす行為には違いありませんからオススメしません。
また卵を保管する際に起こるトラブルですので移動させる前に卵に油性マジックなどで軽くしるしつけると安心です。
Q:レオパの飲み水の塩素を取り除くのに熱帯魚用のカルキ抜きを使っても大丈夫なんでしょうか?
A:家ではこの方法やった事無いですが、実際レオパは普通の水道水でも問題なく飼育できます。
という事は家庭の標準濃度の塩素が入った水道水なら、そんなに問題は無いとはいうことはわかります。ですが塩素を取り除くカルキ抜きの液体はチオ硫酸ナトリウムというもので、それがレオパにとって良いものではない可能性もあります。
あと塩素を中和する際化学式の中に塩酸と硫酸が出てくるので、使うのは怖いですね。
問題ないかも知れませんが、上記の事を考えたら使わないで別の方法で試してみるのが、いいかと思います。でも塩素はカルキ抜きじゃなくても簡単に飲み水程度なら除去できるものはあります。私の家でも使ってるんですが備長炭です。これは塩素を吸着させ抗菌作用もあるのでこっちを使ってみてはいかがでしょうか?
追記:最近うちでは一度沸騰させ冷ました水やレモンなどのビタミンC、
これもカルキがぬけるそうです。
あとティッシュ?ティシュー?を水に入れて、かき混ぜてから取り出してもカルキ抜きが出来ると昔学校で習ったような・・・・
Q: アルビノとリューシを掛け合わせると
アルビノリューシが生まれるのでしょうか?
A: 生まれません。正確にいうなれば、さらにもう一交配必要です。
アルビノ×リューシで生まれたアルビノとリューシの遺伝子をもった表現はノーマルのWヘテロ同士をさらに掛け合わせ16分の1の確立で誕生します。
ただ!16面のサイコロを振ってその一面を当てるようなものだと思ってください。
検索で『メンデルの法則』というのをかければすぐ出てくるんですが、そちらで遺伝子の仕組みを見てみるとより分かりやすいかもです。
Q:脱皮不全予防、対策
A:脱皮不全は日頃の湿度不足が主な原因です。
予防としては水入れの水をしっかり補充しておくだけで全然違います。
また体の色がくすんできたり、脱皮する白さになってきたら一時的に霧吹きなどで湿度を上げてあげる
また幼体の頃は白くなったら一日ほどで脱皮が終了しますが、アダルトになってくると2〜3日白い状態で過ごす事があります。
脱皮不全となった場合基本的に急所を締め付ける場所でなければ、無理に剥がす必要もなく次の脱皮の際に一緒に綺麗に剥けてくれると思いますが、指先などは欝血で指が飛んでしまうことがありますので、32〜35度くらいのぬるま湯でふやかしてピンセットで慎重に取ってあげるかふやかしてそのままケースに戻し、自力で取れるのを待つのがいいでしょう
また一時的にウェットシェルターの下にプレートヒーターを敷き、代謝を促してあげるのも家では効果的でした。
しかし全体が蒸れる環境ですとレオパ自体の体力を奪う可能性もありますので、蒸れすぎないよう気をつけてあげてください。
また体調不良による脱皮不全などは、湿度以前に飼育環境などに問題はないかなども含め個体の回復に努めてあげてください。
Q: レオパに色揚げ剤などを使ってもいいんでしょうか?
A:レオパにも効果があるのかわかりませんが、私は昔その類を使うと内臓などに問題が起こるという噂を耳にしてから恐ろしくて使いたいとは未だに思ったことがありません。
単なる都市伝説かもしれませんが、触らぬ神に祟り無しです。
安全な方法として、自然から取れる色揚げ効果のあるβカロチンを多く含んだ野菜などをコオロギなどに食べさせレオパにあげる方法がいいのではないでしょうか
カロチンは赤色素にも効果があるようなので、黒いのも目立つようにならないか疑問でもありますが、また基本的に各種ビタミン自体に青や黄色など鮮やかにでる効果があるようなので、結果餌の餌に栄養満点のビタミン豊富な餌や野菜を使うのがベストかと思われます。
結局ちゃんと大事に飼育するのがその子にとって一番の色揚げ剤になるのではないでしょうか!
Q:交尾は毎回産むごとに必要ですか?
A:一回の交尾で複数回産むことが可能です。
♀は精子を体の中で保存しています。
小出しのうまい♀などは多く産んだりするようですが、交尾をさせ産んでからさらに追いがけする場合は♀に負担がかかるため避けたほうが無難です。
かかっているか心配な人は初日に運良く交尾を確認できたら、そのまま2〜3日同居させましょう。
長居はトラブルの原因にもなります。