タンジェリン系の親だけになります。あくまで傾向なので、全てのベビーに当てはまるわけではありません。

種親のメスの集合写真です。
中央右の黄色めのメスはキャロット系のレオパです。
イエロー系と比べると種親のメスの赤さがわかるかと思います。

【メス親】
★A血統
大変濃厚で赤味の強いメスです。オレンジというより赤が前面に出ています。

★D血統
現在一番熱いフルタンジェリンです。
色の深み、質感が他にはない素晴らしさです。

★I血統
濃厚ながら抜けのいいフルタンジェリンです。明るさと濃さの両方を兼ね備えた美しさがあります。

★J血統
地色の濃さは他に引けをとるものの、濃い赤が全身に飛びラベンダーの下からオレンジが滲む瑞々しい色合いが魅力の個体です。

★L血統
抜けのいい明るめのフルタンジェリンです。
【ベビーの傾向】
両親の赤さを兼ね備えたベビーが産まれました。
鮮やかな赤さが素晴らしいです。
独特な明るい朱色が面白い組み合わせです。

【オス親】
★独楽系
独楽の子供です。独楽をより赤くしたオスとして活躍中です。
【ベビーの傾向】
濃厚で90%以上がフルタンジェリンの完全な血統になりそうです。今年は数は多く出せませんが、今後コンスタントにフルタンジェリンを排出する事ができるペアになりそうです。

【オス親】
★独楽系
独楽の子供です。独楽をより赤くしたオスとして活躍中です。

【ベビーの傾向】
鮮やかな抜けの良さがいい傾向です。。
地色は薄めでもオレンジの滲む綺麗な子が多いです。
オスに似た雰囲気で濃い山吹色もベビーも多いようです。

【オス親】
★剣菱
深みのあるオレンジを期待しています。
【ベビーの傾向】
ラベンダーが残るスーパーハイポ系のベビーが多いです。
このタイプはラベンダーからオレンジが滲んでくる成長が楽しめます。

【オス親】
★独楽系
独楽の子供です。独楽をより赤くしたオスとして活躍中です。
【ベビーの傾向】
ラベンダーが残るスーパーハイポ系のベビーが多いです。
抜けも良くオレンジが滲み出るタイプです。黄色みの強い子もおりますが、クリアな色味が魅力です。

【オス親】
★剣菱
深みのあるオレンジを期待しています。



《道場産タンジェリンのコンセプト》

約10年前から、タンジェリン系にこだわって繁殖してきました。現在の当方でのタンジェリンの傾向として
全身にオレンジが広がる
【フルタンジェリン系】

幼体の頃にあるグレーのバンドが大人になってもラベンダー風に残り
その中から濃いオレンジが滲みでる
【オレンジドット系】

この2系統が主になっています。


【フルタンジェリン系】に関しては特にセレクトブリードにより、赤さを出す事にこだわってきましたので
濃い分抜けが良くない時期もありましたが、近年では抜けも良くなり、くすみが出にくい鮮やかな色味になっています。
一番の特徴が、幼ない頃は黒味が強く、抜けるのではなくオレンジが下から時に滲みでる成長にあります。

  
上記は同じ個体の成長です。
産まれてすぐは頭も真っ黒でしたが、数日で抜けてきます。 
地色も上がり、黒かった部分は濃いオレンジが埋め尽くす成長をとげます。



このようにグレーの部分がオレンジに埋め尽くされます。


もう一つの系統、道場の
【オレンジドット系】の特徴としては
抜けていく段階でオレンジがピグメントを塗りつぶして赤くなって行く成長にあります。
全身が山吹色〜オレンジに発色し、オレンジが全身に広がるオレンジドットに成長します。

又、その中でもラベンダーのポイントが残るタイプもおります。

成長中のラベンダーとオレンジが混在している時期が美しいと思っていましたので
アダルトになってもその特徴が残るオレンジドットのラベンダー系は好きな系統です。

  
成長と共に、残ったピグメントが消えてオレンジが滲んできます。

 
上記とは別の個体ですが、成長して美しくオレンジドットが発色したタイプです。大人になってもラベンダーが残ります。

この他にもタイプの違う系統でのブリードを続け、今後も試行錯誤を続けてまいります。