玉尾守宮




ナメハダタマオヤモリ
レビスレビス基亜種
ピルバーレン
亜種
オッシデンタリス
亜種
オニタマオヤモリ
オビタマオヤモリ



生息地は言わずと知れたオーストラリア
※生息地図※

タマオの仲間達の主な分布エリア

タマオヤモリはオーストラリアの固有種で、9種12種類のタマオヤモリたちが生息しております。
しかしその土地柄、ワイルドなどの輸出は認められず、何らかの形で出回ったタマオヤモリたちがブリーダーの手によって繁殖した個体たちが、ようやく少しずつ日本に入ってきているようです。
また海外でも種親は少ないようで、そのため市場でも高価で、数は多くありませんし、種類によっては日本では中々お目見えする事は出来ません。
この種は1:1で性決定するため♀が貴重でお値段も跳ね上がります
さらに♂1♀多数でハーレム繁殖できるためブリーダーも中々♀を出しません。
タマオヤモリの魅力は種によって様々ですが、あの可愛い目や可愛い尻尾!はたまりません。
可愛らしさと、種の中でも安価なものを選ぶならレビスレビス!昔に比べると安くはなりましたが、ここ数年は価格も停滞気味
またカラーを楽しみたい人はピルバーレン種!この種はノーマルでもレビスより高価で、数も少ないですが、アルビノやパターンレスなどノーマルにしても色彩にバリエーションが多い種で綺麗です。
どっしりとした可愛い中にも厳つさを兼ね備えているオニタマオヤモリもタマオヤモリの仲間で一番大きくなる種として有名です。
そして近年やっと出回るようになったオビタマオヤモリも丈夫で小さな妖怪のようなフォルムは魅力的です
タマオヤモリの仲間達はその種の生活域に合わせて
荒地や砂漠地帯に生息しており、小型哺乳類や虫などが使った穴などを巣に利用したり、自分でも数十cmもの巣穴を掘るそうです。
餌は、レオパと同じ昆虫食です。
野生のタマオは、クモやサソリさえも食べるそうです。
可愛い顔して凄いもん食ってんな・・・・。
昼間は穴の中で身を潜ませ砂で穴の入り口を塞ぎ
外敵からの進入を防ぎます。

うちでもこの方法が実装されております・・・・・
俺は外敵かい!
うちの♀は穴を塞ぐ作業さえもせず、意外と図太いです。
導入後のケア
基本的にタマオは丈夫ですが、環境の変化に敏感な子が多く、環境が変わると餌を食べない個体もおります。
うちでも他所から来た個体は飼育当初餌を食べない個体もいました。
まず温度25〜30度でシェルターと砂、適度な水分を用意し2〜3日は覗かず餌もあげずにそっとする!
因みに個体差なので来た日に餌にくらいつく子もいますが、ほとんどの個体が、餌を食べず緊張しています。
その後餌をあげてみて、食べなければ無理にあげようとせず、今度は後ろ足を取ったコオロギを入れて次の日チェックしてみる。暗くするのも効果的
これでいなくなってたらしめたものです!
なるべく気配を殺した接し方が必要です。
無理にあげようとするのは逆効果になり、さらに拒食を長引かせる原因になると思われます。
思った以上に神経質な種類と思ったほうがいいです。
ただ環境に慣れてしまえばこんなにも飼いやすい種なのか!と思うほど元気な姿を見せてくれます。
上の写真の当時はシェルターの入り口をふさいでおりました♂も今では塞ごうともせず、人影がちらつくと入り口からニョッキリ出てくるまでになっております。
焦らずゆっくり時間をかけて環境に慣らすがタマオの鉄則かもしれません

寿命は♂で10年以上生きるそうです。
♀は毎年繁殖に使えば寿命も短く6年たたないくらいで
全うしてしまう子もいるそうです。
計画的な繁殖プランを練る必要がありそうです。

ざっと簡単に説明していきましたが、読み聞きしてきたことや
飼育していての自分の私見で書いていますので
参考程度になれば幸いです。

これから色々情報、変化などがありましたら微妙に更新していく予定です(・д・)ゞ


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